「平成」の約30年は、牛海綿状脳症(BSE)など食の安全・安心を脅かす大きな事件が相次ぎ、生産から流通までの安全性確保が課題となった。農業者の高齢化や担い手の減少が進む中、農林水産省は農業・農村振興策に取り組んだが、見直しが重ねられ猫の目農政とも指摘された。グローバル化が急速に進み、経済連携協定(EPA)交渉が活発化している。政府は、農業の成長産業化と農山漁村の活性化を車の両輪とする農政にかじをきっている。
(8面・特集)
「平成」の約30年は、牛海綿状脳症(BSE)など食の安全・安心を脅かす大きな事件が相次ぎ、生産から流通までの安全性確保が課題となった。農業者の高齢化や担い手の減少が進む中、農林水産省は農業・農村振興策に取り組んだが、見直しが重ねられ猫の目農政とも指摘された。グローバル化が急速に進み、経済連携協定(EPA)交渉が活発化している。政府は、農業の成長産業化と農山漁村の活性化を車の両輪とする農政にかじをきっている。