宮城県大崎市の4地区で水稲種子80ヘクタールを生産するいわでやま水稲採種組合は、農業生産工程管理(GAP)の手法を取り入れ、病害や異品種混入を防いで品質管理を徹底する。重点的に対策に取り組んだ一栗・岩出山地区では、ばか苗病による不合格圃場が2016年に12ヘクタールだったが、2年連続でゼロになった。一方で、種子生産は圃場見回りによる異常株の抜き取りなどの労力負担が大きく、高齢化が進む中で将来の生産維持が課題となっている。
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〈写真:組合員の圃場などを訪れて栽培状況や課題を確認する〉
宮城県大崎市の4地区で水稲種子80ヘクタールを生産するいわでやま水稲採種組合は、農業生産工程管理(GAP)の手法を取り入れ、病害や異品種混入を防いで品質管理を徹底する。重点的に対策に取り組んだ一栗・岩出山地区では、ばか苗病による不合格圃場が2016年に12ヘクタールだったが、2年連続でゼロになった。一方で、種子生産は圃場見回りによる異常株の抜き取りなどの労力負担が大きく、高齢化が進む中で将来の生産維持が課題となっている。