ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

防風林「ラグビーワールドカップを盛り上げる【2019年9月3週号】」

 ▼「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」と訴えるラグビーワールドカップ2019日本大会が、9月20日の日本対ロシア戦を皮切りにスタートする。20カ国・地域の代表が、11月2日の決勝戦まで44日間、12都市で全48試合を行い、世界の頂点を目指す。
 ▼ラグビーは、123カ国・地域で普及し、競技人口は約960万人(うち270万人が女性)とされる。アジアでは初開催の日本大会には、海外から約40万人のファンが訪れる見込みだ。日本代表は、前大会で届かなかったベスト8以上、決勝トーナメント進出が目標だ。
 ▼「ルールが分からない」と言う人も多いが、細かなルールを気にする必要はない。基本は相手陣地にボールを運び、得点するボールの争奪戦だ。身長2メートル、体重100キロクラスの大男同士が正面から衝突する迫力や小柄な選手が大男を倒す姿、意表を突いたパス回しやステップなどで相手防御を崩して前進する攻防を楽しんでほしい。
 ▼試合会場の地元では、イベントなどで大会を盛り上げる。農業関連では、岩手や大阪で、カボチャやキャベツ、メロンなどラグビーボール型の野菜づくりが話題だ。大阪では、ラグビー関係のキャラクターを描いた田んぼアートも登場した。農業体験や農泊など農業関係者が貢献できることはある。海外からの旅行客には、試合の合間に日本の農を満喫してもらおう。