【高知支局】収入の約8割がニンジンの葉などで占めるという高知市春野町秋山の小島学さん(42)。現在は販路を拡大し、首都圏のウサギ専門ショップと栽培契約を結ぶほか、ネット販売も行っている。小島さんは就農して8年、ニンジンを70アール、ブロッコリーを5アール栽培する。就農当初はニンジンの販売を考えていたが、2年ほどたったころ、「ウサギがニンジンの葉を特に好んで食べる」と知人から聞き、調査を重ねてビジネスになると判断した。また、ウサギのビタミン補給に良いという理由からタンポポの葉に注目し、収量の確保に試行錯誤を重ねている。
〈写真:タンポポを前に小島さん〉