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お茶の販売起点に柔軟経営 役職員の分業体制を徹底 ―― 茶来まつさか株式会社(三重県松阪市)(8面・ビジネス)【2019年10月2週号】

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 三重県松阪市飯南町の「茶来〈さらい〉まつさか株式会社」は、役職に応じた職務分担を徹底し、気象や土壌診断などのデータに基づいた茶の生産と飲料メーカーへの卸を柱にした経営で、設立から約10年で年商を約2倍の2億円に伸ばしている。創業者の一人で、代表の中村吉勝さん(52)は「販売から逆算して生産計画を立てる、製造業の考え方をしている。弱小産地だからこその柔軟さを生かした経営が当社の強み」と自己分析する。

(8面・ビジネス)

〈写真:製茶機はシーズン入りすると24時間稼働する。「集中制御しているので、管理は1人でできる」と中村さん〉