農林水産省は22日、2020年産政府備蓄米の第1回入札結果(21日実施)を公表した。買い入れ予定数量20万7千トンに対し、落札数量は計1万5659トンと低調だった。19年産主食用米の需給が安定推移する中、慎重な対応をとる産地が多かったとみられる。ただ、備蓄米の確保は不測時の備えに加え、主食用米の消費が減少する中、米の需給安定にも重要だ。今後の産地の対応が注目される。
(2面・総合)
農林水産省は22日、2020年産政府備蓄米の第1回入札結果(21日実施)を公表した。買い入れ予定数量20万7千トンに対し、落札数量は計1万5659トンと低調だった。19年産主食用米の需給が安定推移する中、慎重な対応をとる産地が多かったとみられる。ただ、備蓄米の確保は不測時の備えに加え、主食用米の消費が減少する中、米の需給安定にも重要だ。今後の産地の対応が注目される。