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多彩な用途、増える需要 ビーツ増産に手応え【7月4週号 広島県】

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 【広島支局】三次市作木町の上川孝司さん(64歳、水稲約1.7ヘクタール)は、84平方メートルでビーツを栽培。同市の道の駅や産直市などに出荷し、鮮やかな見た目と珍しさから、需要が増えている。ビーツは葉も根も食べることができ、肥大した根の部分は甘味があり、生食・煮る・焼くなどいろいろな料理に使えるという。3年前に試作でビーツを植え付け、落ち葉などをすき込み土壌改良しながら、畝の高さを変えるなど生産性の向上を図っている。販売先では調理方法を記載したチラシを添付するという。上川さんは「県内ではあまり流通していなくて、譲ってほしいという友人がいるほど好評」と話している。

〈写真:「食べた人に喜んでもらえると作りがいがある」と上川さん〉