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スマート農業・中山間の挑戦:用途広げるドローン 滋賀県大津市で実証(1面)【2020年8月1週号】

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 山沿いの水田20ヘクタールで経営する滋賀県大津市の農事組合法人新免営農組合では、JAレーク大津の実証に協力し、小型無人機(ドローン)による畦畔〈けいはん〉・法面〈のりめん〉管理として抑草剤散布を実施する。草刈り回数が半分ほどに省略でき、省力化や農作業安全の確保に期待がかかる。ドローンの利用場面を増やし、中山間地域など小規模経営でも、導入コストに見合う効果を発揮させるのが狙い。同JAでは水稲直播や畦畔の雑草管理、土壌改良、追肥など用途を広げて周年利用を目指す。

(1面)

〈写真:法面を確認する営農組合代表の西村公一さん(奥)とJAレーク大津北営農経済センター長の田中章吾さん〉