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豚熱発生から2年 早期の"清浄国"再認定目指し、撲滅へ万全な対策を(2面・総合)【2020年9月2週号】

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 農林水産省は1日、「農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を開催。本部長を務める江藤拓農相は「引き続き緊張感を持って国や行政、養豚農家やその関係者が連携した取り組みを維持してほしい」と豚熱(CSF)の撲滅に向けた対策徹底を呼び掛けた。国内で26年ぶりに豚熱が発生してから2年。3日には国際獣疫事務局(OIE)による「清浄国」認定を失った。輸出先の確保などへの影響が懸念されている。同本部では、飼養豚を野生イノシシから遮断する飼養衛生管理の順守に加え、野生イノシシの捕獲強化や感染豚と識別できる国産マーカーワクチンの開発などに取り組み、早期の再認定を目指す方針だ。

(2面・総合)