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置賜地域の在来豆「馬のかみしめ」 エダマメ出荷最盛【10月4週号 山形県】

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 【山形支局】大豆にすると表面に馬が噛んだような模様のある置賜地域の在来豆「馬のかみしめ」がエダマメの収穫期を迎え、「馬のかみしめ生産者の会(会員5人)」の代表を務める長井市の遠藤孝志さん(41)方では、収穫したエダマメの出荷が進んでいる。生育旺盛で草丈が高い馬のかみしめは、着莢が多く大粒の青豆で、エダマメとしては晩生。2006年に遠藤さんらが栽培を復活させ、現在は260アール作付けしている。今年は7月の長雨で草丈は短めだったが、生育が良かったものをエダマメ用に全て手刈りで収穫し、エダマメ約300キロ、大豆約3トンの収穫を見込んでいる。

〈写真:手刈りで収穫する遠藤さん〉