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温度管理・根張り・摘果 1粒80グラム超のイチゴ【2月2週号 島根県】

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 【島根支局】「大きなイチゴを作って収量を上げるのが私流のやり方です」と話すのは、出雲市の藤江守さん(67)。13年前に会社勤めを辞め、イチゴ栽培を始めた。3連棟のビニールハウス10アールで「紅ほっぺ」を栽培している。収穫は12月から5月までで、最盛期は3月ごろだ。多いときは1日350パック出荷することがあり、年間出荷量は約6トンに及ぶ。出荷量が多いのは、1粒80~90グラムにもなる巨大イチゴがあるからだ。栽培の秘けつは、適切な温度管理と、しっかりと根を張らせること、そして最も重要なのは小まめに摘果することだという。

〈写真:「栽培方法には自信があります」と藤江さん〉