茨城県桜川市の水田・畑地約160ヘクタールで経営する有限会社イワセアグリセンターは、農研機構など研究グループによる水田輪作の高収益化を図る実証に協力。転作の麦類では、湿害を軽減する「畝立て播種」、タンパク質含量を高める「出穂前追肥」、播〈ま〉き遅れを回避する「早期播種」の3技術を導入し、増収や品質向上につなげている。菱沼英昌代表(81)は「米余りが進み、引き受ける水田も増える中、転作でも品質が高い麦・大豆をとっていくことが必要」と話す。
(7面・営農技術)
茨城県桜川市の水田・畑地約160ヘクタールで経営する有限会社イワセアグリセンターは、農研機構など研究グループによる水田輪作の高収益化を図る実証に協力。転作の麦類では、湿害を軽減する「畝立て播種」、タンパク質含量を高める「出穂前追肥」、播〈ま〉き遅れを回避する「早期播種」の3技術を導入し、増収や品質向上につなげている。菱沼英昌代表(81)は「米余りが進み、引き受ける水田も増える中、転作でも品質が高い麦・大豆をとっていくことが必要」と話す。