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大玉で差別化 ラッキョウ消費拡大へ(中村農園/鹿児島県薩摩川内市)(1面)【2021年4月1週号】

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 「栽培もPRも日々挑戦だ。新しいことをしないと売れない時代だが、収入保険はそのリスクをカバーしてくれる。収入を担保してもらえると、安心して挑戦できる」と話すのは、鹿児島県薩摩川内市綱津町でラッキョウ3.3ヘクタールを栽培する「中村農園」の中村一郎代表(36)。大玉を栽培し差別化を狙うほか、若年層が親しみやすい早掘りのエシャレットで加工品を出荷し、ラッキョウの消費拡大を図る。2020年は新型コロナウイルスによる価格低下を避けようと、平年より早期に出荷したため、収入が4割ほど減少したが、収入保険のつなぎ融資を受け取り、経営を継続した。

(1面)

〈写真:「ラッキョウ栽培は一年を通して気が抜けない」と中村代表〉