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トルコギキョウ 優れた技術で経営再興 高圧ナトリウムランプ使い花芽の枯死防ぐ(静岡市)(1面)【2021年10月1週号】

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 「今年の市場価格は過去5年平均と比べて下回る月はなく、120%の月もあった。質の高い花をしっかり栽培したい」と話すのは、静岡市葵区有永町でトルコギキョウ30アールをハウスで栽培する遠藤弥宏さん(64)。高圧ナトリウムランプを使用して天候不良時も花芽の枯死(ブラスチング)を防ぎ、切り花の安定出荷を実現。生産組合の中心メンバーとして、市場の信頼確保に貢献している。昨年は新型コロナウイルスの影響によるイベント中止などから収入が減少したが、今年はイベントも徐々に再開し、売り上げも持ち直し傾向だ。

(1面)

〈写真:70歳までには長男(左)に継承する予定だという静岡市葵区有永町の遠藤弥宏さん(右)〉