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国産果実 伸びる輸出 中華圏の需要大(4面・流通)【2021年10月4週号】

 国産果実の輸出が好調だ。農林水産省が発表した2021年の輸出額(1~8月)を品目別にみると、リンゴは前年同期比68.5%増の68億6500万円、モモは32.2%増の20億300万円、ブドウは23.3%増の17億4300万円、かんきつは72.6%増の5億8700万円となっている。優れた品質がアジアをはじめ、諸外国で高く評価されていることが挙げられる。同省では、コロナ禍に伴う出入国制限で「せめて日本産の果物を食べよう」との家庭内需要の増加も影響したとみる。

(4面・流通)