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今世紀末の穀物収量 大幅減の予測 温暖化影響 想定より早く(2面・総合)【2021年11月2週号】

 国立環境研究所と農研機構などが参加する国際研究チームは1日、地球温暖化による気候変動が世界の穀物収量に及ぼす影響予測を発表。今世紀末の穀物収量は大幅に減少し、特にトウモロコシは現在に比べ24%減少する見通しで、収量の変化は2030年代後半から顕在化すると予測した。14年の前回比で10年以上悪化が早まっており、従来の想定より早い適応策の推進が必要と訴えている。

(2面・総合)