ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

無人走行車とドローン かんきつで自動防除を実証 省力・効率化に期待(長崎県農林技術開発センター)(9面・営農技術・資材)【2021年11月4週号】

211125_8.jpg

 長崎県農林技術開発センターは先ごろ、西海市白崎基盤整備地区で温州ミカンの防除実証試験を行った。無人走行車両(UGV)を使い、位置情報を利用した自律走行と、作業者から2メートルほどの距離を保ち自動で追従走行する2パターンで、いずれも正常に動作することを確認した。13からなる関係機関や団体、民間企業などで「長崎かんきつスマート農業実証コンソーシアム」を構成し、かんきつ経営のスマート技術による生産から出荷までの省力化や、電子タグ(RFID)やスマートPOSシステムなどを活用した新しい販売手法の構築などを目指している。

(9面・営農技術・資材)

〈写真:自動走行で薬剤に見立てた水を散布する無人走行車〉