ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

"副業農家"を増やす 集落営農法人から作業委託 草刈り、野菜収穫など事業に(長野県飯島町田切地区)(1面)【2022年2月1週号】

220203_1.jpg

 長野県飯島町の田切地区では、集落営農法人から兼業農家に畦畔(けいはん)の草刈りや野菜収穫などの作業を委託して副収入や農業との接点を生み出し、中山間地の水田営農の担い手として活動を促す。「ほかに生業を持ちながら、稲作や水田管理に関わる未来型の"副業農家"を増やしたい」と、水稲など100ヘクタールで経営する株式会社田切農産の代表・紫芝勉さん(60)。作業委託の働き方は調整可能で歩合制なども導入し、幅広い年代・性別が参加しやすくしている。JAや町も一体となって、専業に限らない多様な農業従事を支援する。

(1面)

〈写真:就農希望者と今後の働き方を相談する(株)田切農産の代表・紫芝勉さん(右手前)と月誉平栗の里の理事(左2人)〉