ニンニク「鹿児島在来」などを40アール栽培し、黒ニンニクなど約20種類の加工品を製造・販売する鹿児島市上福元町の株式会社横福 薩摩の薫農園では、代表の横山薫さん(38)が東京を拠点に営業や販売などを担当。約60の食品小売店などに加工品を卸すほか、百貨店やマルシェなどに出店し、栽培から加工までの工程やおすすめの食べ方を伝えている。消費者の声を生かして、たまり漬けやソース、スナック菓子などの人気商品を開発。栽培を担当する父の福島克則さん(68)との情報共有を大切にしながら、地元の味を首都圏の消費者などに伝えている。
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〈写真:加工品を説明する代表の横山薫さん〉