水耕施設で芽ネギやチンゲンサイ、ミツバなどを生産し、障がい者22人を雇用する浜松市南区の京丸園株式会社(鈴木厚志代表、57歳)では、「人を生かすためのスマート農業」の方針を掲げ、自社内や地元メーカーとの協力で作業工程の機械化を進めている。調整や洗浄などの各作業や連絡に用いる機器など、現場のニーズに即して、作業の簡便化と均一化を進めた結果、健常者を含めた全従業員が働きやすい職場環境を実現している。
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〈写真:根切り機への押し出し装置の動きを確認する鈴木厚志代表(左)と柴田晃輔さん。押し出し回数は作業場内のモニターに表示される〉