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茨城の農場で豚熱 野生イノシシ対策が急務 飼養管理の順守徹底を(2面・総合)【2022年4月3週号】

 農林水産省は13日、茨城県石岡市の養豚農場で豚熱の患畜が確認されたと発表した。同県での発生は豚熱が国内で再発生した2018年9月以降で初めて。当該農場で飼養する約千頭を殺処分する。県内全農場がワクチン接種しており、移動制限などは設定しない。ただ、野生イノシシの感染は県内でも158例確認されており、全国では3月に山口、広島の両県で初めて確認されるなど野生イノシシの豚熱感染が広がっている。基本的な飼養衛生管理基準の順守など、農場周辺への野生イノシシの侵入を防ぐ対策の徹底が必要だ。

(2面・総合)