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魅力ある米産地に 個別経営を強く 共同購入・共同出荷でメリット ―― 山形県庄内地方の若手稲作経営者グループ「F.A.I.N(ファイン)」(1面)【2022年4月3週号】

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 山形県庄内地方の若手稲作経営者29人(総稲作面積約700ヘクタール)で構成するグループ「F.A.I.N(ファイン)」は、資材の共同購入や米の共同出荷などに取り組み、水田営農の安定基盤を築く。立ち上げメンバーの一人、鶴岡市小中の齋藤弘之さん(43)は「根本にあるのはライバル育成。強い経営者がたくさんいることが産地の強みになる」と話す。技術向上や施策の情報共有を個別経営に生かし、グループとして有機農業への実証や若手農家などを集めた勉強会を実施して、地域での存在感を発揮している。

(1面)

〈写真:共同で購入した資材の在庫を確認する齋藤弘之さん(左)と斎藤勝幸さん〉