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荒廃農地を再生 雑木除去して放牧地に 農研機構西日本農業研究センターなどが3機種実演(7面・営農技術・資材)【2022年5月2週号】

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 農研機構西日本農業研究センターなどは先ごろ、島根県大田市で「荒廃農地を放牧地に再生するための現地シンポジウム」を開催。雑木が繁茂し、再生が困難なケースが多い荒廃農地でも有効な造成法として、マルチャー(トラクター装着式フレールモアー)による雑木と地表の高速処理など3機種を実演した。家畜の行動を制限する雑木の処理とともに、比較的短時間で草地化が可能になる。放牧による農地の持続的利用に向け、農機の特徴や作業性などを紹介し、情報交換した。

(7面・営農技術・資材)

〈写真:トラクターに接続したマルチャー。バックしながら雑木を粉砕する〉