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食料・農業・農村白書を閣議決定 農業構造の変化を特集 若年層と法人経営が増(2面・総合)【2022年5月4週号】

 政府は27日、2021年度「食料・農業・農村白書」を閣議決定した。「変化(シフト)する我が国の農業構造」を特集し、基幹的農業従事者の高齢化と減少傾向が続く中で、20~49歳層は15年と比較して2万2千人増の14万7千人になったと報告。法人経営体数も増加傾向で推移し、特に畜産部門では採卵鶏や豚で約9割を占めるなど、農業構造の変化を示し、「今後の持続可能な農業構造の実現に向けての大きな方向性を示す道標(みちしるべ)となる」と分析した。トピックスでは「新型コロナウイルス感染症による影響が継続」など7項目を盛り込んだ。本編は4章で構成。第1章「食料の安定供給の確保」では、新型コロナやウクライナ情勢による食料供給リスクを見据え、食料安全保障確立の重要性を強調した。

(2面・総合)