農林水産省は9月16日、2021年の「地球温暖化影響調査レポート」を公表した。水稲では例年と同様に出穂期以降の高温による白未熟粒や胴割れ粒の発生が報告されたほか、登熟不良などの報告が増加した。一方で、高温耐性品種の作付け拡大など適応策の取り組みも広がっている。温室効果ガスの排出を削減する緩和策と合わせ、農作物の安定生産、安定供給を可能とし、生産現場で取り組みやすい適応策の普及が求められる。
(2面・総合)
農林水産省は9月16日、2021年の「地球温暖化影響調査レポート」を公表した。水稲では例年と同様に出穂期以降の高温による白未熟粒や胴割れ粒の発生が報告されたほか、登熟不良などの報告が増加した。一方で、高温耐性品種の作付け拡大など適応策の取り組みも広がっている。温室効果ガスの排出を削減する緩和策と合わせ、農作物の安定生産、安定供給を可能とし、生産現場で取り組みやすい適応策の普及が求められる。