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アパレル業のスキル生かす 直売所を楽しい空間に【4月2週号 島根県】

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 【島根支局】安来市久白町でイチゴ6品種をハウス2棟(6アール)で栽培する南真之さん(39)は、アパレル業界から農家に転身し、直売所「いちごの木△」を始めた。神戸でアパレル関係の仕事に就いていた南さんは、家族との生活を楽しみたいと思い、妻の実家がある安来市にUターン。自然に触れながらできる農業を志し、付加価値の付け方や商品の見せ方など前職で培ったスキルを生かせると感じたイチゴ農家を目指した。同市の就農支援の研修を2年半受け、2021年9月に就農。22年1月には直売所を開いた。店内はインテリアやBGMなどで"ビンテージ感"が漂う空間にして、見て楽しめ、くつろげるようになっている。南さんは「インスタグラム(写真共有サイト)を見て来店される方が多いです。気軽に立ち寄っていただければ」と話す。

〈写真:「入りやすく滞在しやすいオープンな空間にしています」と南さん〉