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乳・肉用ヤギ山間放牧 ミルク加工品を拡充【7月4週号 愛媛県】

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 【愛媛支局】内子町の山間で2年前にヤギの放牧を始めた「やまま牧場」代表の千葉真史さん(33)。1.5ヘクタールの放牧地で、乳用種「日本ザーネン」と肉用の日本在来種を合わせて21頭飼育する。生体販売が主体だが、低温殺菌し冷凍したペット用ミルクを今月からインターネットで販売するという。ヤギのミルクは牛乳アレルギーの原因になるαS1―カゼインの含有量が非常に少なく、脂肪球の大きさが牛乳の6分の1程度で消化吸収が良い。「タウリンも豊富で栄養価が高く、近年需要が高まっています」と千葉さん。すでに「ペットに飲ませたい」という声が届いているという。加工場の整備を進めている最中で、来春完成を目指す。妻の夢子さん(32)が作るヤギミルクを使用したプリンや練乳などの菓子類を販売する予定だ。千葉さんは「ヤギのミルクは季節によって味が変わり、加工方法や合わせる材料でくせが出ます。その時々の味やクラフト感を感じてもらえる商品を開発できれば」と話す。

〈写真:「傾斜に強く、暑さにも強いヤギは、平地の少ない愛媛での放牧に適しています」と千葉さん〉