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有機稲作 さらに広げたい(1面)【2023年8月1週号】

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 有機栽培を中心に水稲40ヘクタールで経営する滋賀県野洲市の中道農園株式会社は、乗用型除草機や小型無人機(ドローン)など機械導入による作業の効率化を進める。代表の中道唯幸さん(65)は「有機や慣行など農法を隔てず皆で技術を共有したい。それぞれの強みが最大限生かせて、農業はより良い方向に向かう」と話す。みどりの食料システム法に基づき、化学肥料や化学農薬の使用量低減などに取り組む「環境負荷低減事業活動実施計画」を作成、昨年11月に生産者として全国で初めて認定された。環境保全型農業に関わる農機などの導入負担を軽減する「みどり投資促進税制」を活用し、労力軽減と経営安定を図る。

(1面)

〈写真:新たに追加購入した除草機と中道さん〉