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トマトキバガの発生拡大 迅速な対応で定着防げ(1面)【2023年11月1週号】

 トマト、ナス、ジャガイモなどナス科作物やインゲンマメなどの葉や果実を加害する侵入害虫、トマトキバガの発生確認が相次いでいる。2021年10月に熊本県で確認されて以来、九州・四国・本州・北海道に拡大し、23年10月24日時点で35道府県で確認された。特に北海道では、トマトの葉・果実で幼虫による食害も確認されている。圃場で発生が認められた場合には、薬剤散布とともに、被害葉や被害果実は土中に埋却するなどの定着を防ぐ対策が欠かせない。疑わしい虫・被害を発見した際は、各県の病害虫防除所に通報するなど迅速な対応が必要だ。

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