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西洋ネギ「リーキ」作付け/需要つかむ【岩手県・3月4週号】

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 【岩手支局】「九条ネギ」を中心にネギを栽培する八幡平市大更の合同会社みのり風土では、国内生産の少ない西洋ネギ「リーキ」を栽培。国産品を求める飲食店に出荷している。2023年には、県内産ネギで初めて農業生産工程管理(GAP)の一つJGAP認証を取得。販路拡大につなげた。
 現在は10アールでリーキを栽培。2月下旬に播種し、10月上旬に収穫する。耐暑・耐寒性に優れているため、寒暖差のある同市で栽培できるという。「太いリーキにするため、1粒播種を行う。株間を広げるため、面積が必要」と村上代表。「今後は需要に応じて面積を増やし、出荷期間を延ばしたい」と意気込む。

〈写真:「会社の規模にかかわらず、農家の自覚を持って生産性向上に努めたい」と村上代表〉