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高収量と作業省力化へ/リンゴ 10アール260本の超密植に【山形県・4月3週号】

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 【山形支局】「リンゴの超高密植栽培は高収量で作業の省力化が見込め、うちの経営にはメリットが大きい」と話すのは、南陽市砂塚の「佐藤市右衛門農園(さとういちえもんのうえん)」代表・佐藤大祐(だいすけ)さん(37)。2023年12月にリンゴ園地14アールを改植し、超高密植栽培に取り組んでいる。
 10アール当たり約260本を樹間1メートル以内で密植。樹高3.5メートルほどで、日当たりの良い生け垣状に仕立てる。最盛期には10アール当たり約6トンと慣行栽培の3倍の収量が見込める。

〈写真:「超高密植栽培技術を確立させ軌道に乗せていきたい」と佐藤さん。主幹に対して2分の1の太さの枝を剪定する。側枝を下垂誘引して樹勢をコントロール〉