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トマト連続摘芯 低軒高でも長期どり(7面・営農技術・資材)【2024年4月3週号】

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 施設70アールで大玉トマトを栽培する栃木県栃木市の柏﨑弘行さん(65)は、軒高2メートルのハウスでつるおろし栽培を応用できる誘引方法「連続摘芯」を実践する。摘芯後の脇芽を利用して着果させる。11月中旬~翌7月上旬に収穫し、10アール当たり収量約27トンを確保。3~4花房(段)おきに2度摘芯して節間を縮め、斜め誘引をせずに生育のスペースが確保できる。柏﨑さんは「摘芯後の脇芽につく果実は玉伸びも良い。まっすぐ誘引できるのでトマトの生理に合う」とする。

(7面・営農技術・資材)

〈写真:「誰もが栽培しやすい方法にしたい」と柏﨑さん。着果位置をそろえ作業性が良い〉