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湿害回避を効率良く 小畦立て播種と逆転ロータリー(7面・営農技術・資材)【2024年5月2週号】

 水田58ヘクタールで経営する福井県越前市の農事組合法人越前国中では、水田転作で栽培する秋播きソバで、7年以上連続で10アール当たり収量約60キロを安定確保する。湿害回避として、播種時のアップカットロータリー耕と県開発の「小畦〈こうね〉立て播種」を組み合わせる。播種後は、アップカットロータリーで成形された高さ15センチ・幅2.2メートルの平畝の上に、10センチ程度の小さい畝が6条形成される形だ。排水対策を徹底し、播種前後や栽培期間中の大雨などでも減収を抑えている。

(7面・営農技術・資材)