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放牧酪農 離島で挑戦【島根県・4月2週号】

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 【島根支局】海士町の株式会社まきはたは、乳牛の放牧飼育から搾乳・販売までを行い、放牧場の牧草を自給できるよう生産性向上に取り組んでいる。
 掛谷祐一代表取締役(46)は2006年に大阪から同町に移住し、隠岐諸島の特徴である放牧による肉用牛の繁殖経営を開始した。2023年7月にふるさと納税を原資とした海士町未来共創基金を活用して、ジャージー牛5頭を導入。耕作放棄地4ヘクタールを借り受けて放牧を始めた。

〈写真:「ノンホモジナイズ低温殺菌仕上げで、生乳に近い味わい」と加工場の前で掛谷代表〉