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アスパラ高畝栽培/除草や収穫の負担軽減【秋田県・4月3週号】

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 【秋田支局】潟上市天王の小野成貴(せいき)さん(37)は、ハウス3棟約264平方メートルでアスパラガスを栽培する。露地でネギ50アールも手がけ、JAあきた湖東や秋田市内の飲食店へ出荷している。就農2年目を迎え「作業効率を第一に考えた営農を目指す」と話す。
 小野さんはコロナ禍を機に帰郷。未来農業のフロンティア育成研修を2年間受講し就農した。農機具販売業者勤務の経験を生かし、機械化できる品目を選定したという。
 アスパラは土を枠板で固定し畝を高くする「枠板式高畝栽培」を導入。60センチ客土し、除草や収穫の際の負担軽減につながった。水はけが良くなり、十分な根域の確保を実現。畝幅を2メートル設け、大型機械が入れるよう工夫した。

〈写真:小野さんは身長190センチで体への負担軽減を実現〉