農林水産省はこのほど、昨夏の記録的な高温下で効果のあった農作物栽培の適応策などをまとめた報告書を公表した。各都道府県への聞き取り結果を整理したもので、水稲で最も効果が高かった対策は「高温耐性品種の導入」で関東から九州の12県が挙げた。次いで「水管理の徹底」が9県、「施肥管理の徹底」が8県となった。気象庁は、今夏も平均気温は全国的に高くなると予報している。天候推移を見極めながら、早め早めの対策実施につなげたい。
(7面・営農技術・資材)
農林水産省はこのほど、昨夏の記録的な高温下で効果のあった農作物栽培の適応策などをまとめた報告書を公表した。各都道府県への聞き取り結果を整理したもので、水稲で最も効果が高かった対策は「高温耐性品種の導入」で関東から九州の12県が挙げた。次いで「水管理の徹底」が9県、「施肥管理の徹底」が8県となった。気象庁は、今夏も平均気温は全国的に高くなると予報している。天候推移を見極めながら、早め早めの対策実施につなげたい。