山梨県甲府市中道地区の株式会社旬果市場(小林智斉代表取締役、51歳)は、地域の農地を引き受けながら規模を拡大し、野菜・果樹の複合経営(6ヘクタール)に取り組む。経営の柱として看板商品となっているのが、3ヘクタールで栽培する特産トウモロコシ「きみひめ」だ。6月から収穫期を迎え、自社の売店などで販売する。近年は、高温や虫害などで「全ての品目がうまくいく年は、まずない」と話す小林代表。自然災害など高まるリスクに備えて収入保険に加入し、一層の経営発展を目指す。
(3面・収入保険)
〈写真:きみひめの生育を確認する小林代表〉