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備蓄米売り渡し 随意契約に転換へ(2面・総合)【2025年5月4週号】

 米価の高騰・高止まりが続く中、政府は備蓄米の売り渡し方法を見直す。小泉進次郎新農相は21日の就任会見で、5月28日に予定していた第4回入札を中止し、特定の業者を選ぶ随意契約による販売実施へ制度設計を急ぐ方針を表明した。政府備蓄米はこれまでに3回入札が行われ、約30万トンが落札されている。ただ、米の店頭価格は2週ぶりに上昇し、調査開始(2022年3月)以降の最高値を更新。4月の相対取引価格も再び上昇に転じるなど、米の需給と価格の安定は見通せない状況となっている。

(2面・総合)

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