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米作りにドローン/作業効率が向上 地域防除も担う【長崎県・6月2週号】

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 【長崎支局】平戸市の吉田繁久さん(35)は両親と小麦12ヘクタール、米2ヘクタールのほか、タマネギとジャガイモを栽培する。
 父の後を継ぎ、3年前に農業を開始。作付面積が年々増えていくことから、農業用小型無人機(ドローン)を導入した。「今までは、動噴を使い防除などを行っていたが、ドローンを使い始めて1人で作業できるようになった。効率が上がったことで、別のことに時間が取れるようになった」と吉田さん。水稲防除期には、地域の作業も請け負っていて「『助かった、またお願いします』と声をかけられることが多く、やりがいを感じる」と話す。から製造している。近隣農家からもみすりを請け負っていて、大量に発生する農業副産物の再利用で、地域の持続可能な農業に貢献する取り組みだ。

〈写真:導入したドローンと吉田さん〉