【和歌山支局】「近年、災害の頻度が増加し、また南海トラフ巨大地震発生が心配です。園芸施設共済に加入しておけば、万が一の災害でも迅速な復旧が可能になります」と話すのは、田渕道人(たぶち みちひと)さん(51)。美浜町でイチゴを栽培する。
2011年に家業の農業を継ぎ、ハウス栽培一筋。県のオリジナルイチゴ品種「まりひめ」の育苗から加工まで幅広く取り組んでいる。就農後、知人の紹介でNOSAIの存在を知り「災害でハウスが倒壊すると経営の再建が難しい」との危機感から加入を決意したという。
〈写真:苗の管理に余念がない田渕さん〉