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ソーラー式ライトを開発/青LEDで動物の侵入抑制【石川県・8月1週号】

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 【石川支局】小松市今江町の株式会社イケガミ(池上茂雄(いけがみ しげお)代表取締役、66歳)は、野生動物の侵入を抑制する「ソーラー式アニマルライト」を開発し、販売を始めた。山間地にある農地の獣害対策として注目されている。
 ライトの発光部は直径8センチ、高さ10センチで、青色発光ダイオード(LED)を採用している。内部の円すい状の反射板で光を360度に拡散。動物の忌避行動を誘発する仕組みだ。電源は太陽光パネルで、電源設備のない圃場にも対応できる。特許も取得済みだ。

〈写真:「動物は青色の発光を嫌う」と話す池上代表〉