岩手県紫波町の農事組合法人水分農産(水稲40ヘクタール、野菜15ヘクタールなど)では、県農業研究センターが開発した新タマネギの初冬どり作型に30アールで取り組む。苗の代わりに、小さな球(セット球)をハウスで育てて保管し、夏に定植する。端境期の11~12月も含め直売でき、単価は加工用タマネギに比べ5~6倍と高い。野菜作が少なくなる冬に、出荷・販売などの作業確保や収入源にも生かす。
(7面・営農技術・資材)
〈写真:定植前のセット球を手に安原由梨さん(左)と佐藤幸紀副組合長〉
岩手県紫波町の農事組合法人水分農産(水稲40ヘクタール、野菜15ヘクタールなど)では、県農業研究センターが開発した新タマネギの初冬どり作型に30アールで取り組む。苗の代わりに、小さな球(セット球)をハウスで育てて保管し、夏に定植する。端境期の11~12月も含め直売でき、単価は加工用タマネギに比べ5~6倍と高い。野菜作が少なくなる冬に、出荷・販売などの作業確保や収入源にも生かす。