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つる上完熟「ふく福すいか」/大雨で畦壊し被害最小限に【富山県・9月2週号】

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 【富山支局】「どこよりもおいしいスイカを作り上げたい」と話すのは、砺波市東別所で直売所を営むふく福柿出荷組合の組合長を務める宮木武司さん(52)。東別所地域で栽培される柿は「食べる人も作る人もみんなに福が来るように」との思いを込め"ふく福柿"と名付けられた。古くから地域の特産品として親しまれてきたが、夏にも販売できるものはないかと特産化を目指し、2019年から栽培に取り組んでいるのが"ふく福すいか"だ。積算温度を管理し、つる上で長く完熟させることで、より甘くみずみずしくなる。

〈写真:毎年買いに来る常連客にスイカを渡す宮木さん(右)〉