【山口支局】防府市でタマネギ40アール、キャベツ1ヘクタール余りを栽培する「のうの農園」では、地域の加工場や高校生との連携を通じて、タマネギの新たな可能性を広げている。
運営する能野哲也さん(51)、房子さん(57)夫妻は、余ったタマネギを長く味わってもらおうと、昨年からピクルス作りに挑戦。地元加工場に委託し、賞味期限半年の商品化に成功した。甘みの強い同農園のタマネギは、漬け込むほどにうまみが引き立ち「体に良くておいしい」と評判を呼んでいる。
〈写真:「タマネギを通じた新しい取り組みは、何よりの喜び」と能野さん夫妻〉