広島県神石高原町の新内俊彦さん(27)は、祖父が大切にしてきた特産品の〝和玉〟こんにゃくを再び盛り上げようと、父・秋彦さんが代表を務める株式会社新内農園の一員として奔走中だ。在来種「和玉」の生産から加工、販売に汗を流すとともにSNS(交流サイト)を活用して和玉の魅力などを積極的に発信する。SNSでの交流をヒントに新商品の開発に着手するなど新たな取り組みに力を注ぐ。「じいちゃんの宝を残しながら、アップデートしていきたい」と話している。
(5面・すまいる)
〈写真:コンニャクイモの成長を確認する新内俊彦さん〉