
米の多収技術「再生二期作」が注目されている。稲刈り後のひこばえを利用して栽培し、1回の田植えで年2回収穫を実現する。開発した農研機構は10月に浜松市で現地検討会を開催。主食用米品種「にじのきらめき」で10アール当たり収量計960キロを目指す株式会社じゅんちゃんファームの取り組みが紹介された。温暖化で生育期間が長くなっている開発地の九州に加え、東海や関東などでも導入が始まっている。
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〈写真:現地検討会での再生二期作の圃場。稲穂の根元に前作の刈り株がある(10月14日、浜松市)〉

米の多収技術「再生二期作」が注目されている。稲刈り後のひこばえを利用して栽培し、1回の田植えで年2回収穫を実現する。開発した農研機構は10月に浜松市で現地検討会を開催。主食用米品種「にじのきらめき」で10アール当たり収量計960キロを目指す株式会社じゅんちゃんファームの取り組みが紹介された。温暖化で生育期間が長くなっている開発地の九州に加え、東海や関東などでも導入が始まっている。