
香川県土庄町で、小豆島三代松家オリーブ商会を営む中岡満代さんは、義父母が残したオリーブに魅了され、栽培から加工・販売に挑戦する。自宅がある埼玉県と実母が1人で暮らす山口県、香川県の3拠点生活をしながら、都市部を中心に島や加工品のPR活動に取り組むとともに、SNS(交流サイト)でオイルを使用した料理や島の日常風景などの発信にも力を注ぐ。先祖が大切にしてきた園地を守りながら、自身を受け入れてくれる島民や家族、友人などの力を借りて新たな夢を描き始めている。
(5面・すまいる)
〈写真:「実は翡翠(ひすい)みたいで美しい」とほほ笑む中岡満代さん〉










