
香川県三豊市仁尾町の吉田哲士さん(74)は、温州ミカン(1.2ヘクタール)、ブンタン(20アール)、レモン(20アール)などかんきつ類を中心に栽培し、ビワ(10アール)、アボカド(13アール)も手がける。生産者で組織する香川県果樹研究同志会の顧問を務め、生産技術向上やブランド振興など県全体の果樹農業発展にも力を注ぐ。「個人の努力だけでは防ぎきれない収入減少への備えが必要」と収入保険に加入。高温や豪雨などの自然災害、けがや病気などのリスクにも対処し、安定経営に努めている。
(3面・収入保険)
〈写真:ブンタン「サラダポメロ」の出来を確かめる吉田哲士さん。通常サイズの3倍にもなる〉










