農林水産省は11月28日、2025年農林業センサス結果の概要(2月1日現在、概数値)を公表した。農業経営体は5年前(20年)と比べ24万7000(23.0%)減の82万8000経営体となり、100万経営体を割り込んだ。特に個人経営体が大幅に減少し、基幹的農業従事者数は34万2000人(25.1%)減の102万1000人となった。平均年齢は67.6歳で、比較可能な1995年以降で初めて下がったものの、依然高い水準にある。一方、法人経営体が増え、20ヘクタール以上の農業経営体の面積シェアが初めて5割を超えるなど法人化・規模拡大の進展もみられた。
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