▼2026年は「お風呂の年」。026(おふろ)の語呂合わせにちなみ、銭湯など関係団体が日本記念日協会に申請し登録された。業界では"千年に一度"の機会としてイベントなどを開き、魅力発信を強化している。
▼日本のお風呂は、約1500年前に寺院での施浴が始まりとされる。同時期に伝来した仏教の教えには「入浴は七病を除去し、七福を得る」との言葉もあり、古くから体を清潔にするだけでなく、心身の健康に寄与するとして根付いてきた。海外ではシャワーが一般的で、自宅で湯船につかって疲れを癒やし、心を整える習慣は日本文化の一つとされる。
▼一方、見逃せないのが入浴中の死亡事故だ。年間発生数は交通事故死を大幅に上回る。特に冬場は急な温度差で血圧が乱れ、気を失い溺れる事故が多発。消費者庁は「脱衣所や浴室を暖める」「浴槽から急に立ち上がらない」などを呼びかける。
▼ちなみに湯温は41度以下、つかるのは10分までが目安とのこと。ただ、年明け早々、混迷・騒乱の時代を象徴するような出来事が立て続けに起こり、つい長湯しそうになる。困ったものだ。










